
家事代行サービスでは、業者側からサービス利用を停止させられる場合があるのをご存知でしょうか。
「えっ、お客さんが利用をやめるなら分かるけど、業者が勝手に停止することなんてあるの?」
と思うかもしれません。
しかし、何らかの違反行為を行えば、例え顧客であっても断られてしまう場合があるのです。
ここでは、家事代行でサービス提供を中止(会員登録を抹消)される3つのケースを紹介します。
家事代行サービスの会社に不利益を与えた場合
家事代行サービスの会社に何らかの損害を与えた場合には、業者はサービス提供を一方的に中止する可能性があります。
[titled_box color=”white” title=”損害を与える行為(例)”]◆業者あてにコンピューターウィルスを送り付けたり、HPのハッキングや破壊を行う
◆業者やスタッフ個人についての悪い噂を流す
◆サービスを利用することで得た、家事などの知識・技術を商品化して利益を得ようとする
◆来たスタッフを他社などに引き抜こうとする、勧誘する など[/titled_box]
これらは犯罪とも言える行為なので、あえて挙げる必要はないのかもしれませんが…
サービスの料金を払わない、延滞した場合
当たり前ですが、家事代行を利用して代金を払わない場合には、サービスの提供は止められてしまいます。
特に、定期利用プランでクレジットカードや口座自動振替などで支払う場合は、うっかり残金が不足しないように注意が必要です。
また、破産手続きをした場合にも、支払い能力がないと見なされて登録を抹消される可能性があります。
スタッフに対して暴力・暴言・セクハラ行為を行った場合
こちらも当然ですが、家事スタッフを殴ったり罵倒したり、気に入らないからと言って土下座を強要するなどの行為をした場合には、登録抹消となります。
家事代行のスタッフは大半が女性ですが、セクシュアルハラスメントを疑われる言動も厳禁です。
暴力については業者も気を付けており、一人暮らしの男性が在宅時にサービスを利用する場合には、スタッフ2人以上を派遣するよう規定しているところも少なくありません。
また、スタッフと個人的に連絡先を交換するのを禁じている業者も多いです。
まとめ
家事代行サービスの提供を中止させられるのは、以下の3つの場合です。
- 業者に何らかの損害を与えた場合
- サービスの料金を払わない、または延滞した場合
- スタッフに暴力、暴言、セクハラ行為を行った場合
各社には利用規約がありますので、違反行為をしないようにしっかり読んでおく必要があります。