
前回は、家事代行を使うことのメリットを紹介しました。
やっぱり、「自分が意識しなくても部屋を快適に保てる」のが一番の良いところなのではないかと思います。
ですが、物事には良い面もあれば悪い面もあります。
それでは、家事代行を利用する場合のデメリットとはどういうものなのでしょうか?
費用がかかる
他者に仕事を頼む以上は当たり前のことですが、家事代行サービスはタダではありません。
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人によっては、家事代行の費用が家計を圧迫しているという声も聞きます。
しかし、近年はかなりリーズナブルなプランを出している業者もありますし、スタッフの来る頻度を変えたり内容を絞ることで費用の調節ができます。
また、定期プランだけでなく必要な時だけ頼めるスポットプランもありますので、部屋が汚れてきた時や季節の変わり目にだけお願いするといった使い方をする人もいます。
家計とサービスを使うメリットを秤にかけ、負担と感じないあなただけの利用法を見つけることが大切です。
人間関係などのトラブルがある可能性
家事代行で派遣されるのはロボットではなく人間のスタッフですから、もしかすると性格が合わないことも考えられます。
スタッフさんと接する時間は短いですが、家事を要望が上手く伝わらず、イライラさせられる可能性はゼロではありません。
ですが、伝達ミスは伝える側にも原因があるもの。
具体的にお願いするように気を付けることで防げます。
もし、それでも上手くいかないという場合には、家事代行会社に担当者の変更を申し入れることもできます。
盗難・物品破損などの被害に遭う可能性
やはり他人に家を任せることに不安を感じる人もいるかと思います。
ですが、大手の有名家事代行サービス業者を利用している限りでは、貴重品を盗まれたという話はほぼ聞きません。
きちんとした会社であれば、利用規約に「貴重品や破損しやすいものはスタッフが触れないように分けておいてほしい」などの記載があります。
盗難は犯罪ですし、万が一そうした問題が起きれば、評判が落ちて困るのは業者側です。
そのため、料金の安さだけを見ずに、信頼できるちゃんとした業者を利用することが大前提です。
また、スタッフが誤って家具や調度品を傷つけたり破損してしまったりするかもしれません。
その場合も、損害保険が適用されれば補償が受けられます。
しかし、いい加減な業者の場合は保険に加入していなかったり開き直られてしまう可能性もあります。
必ず、契約する前に物の破損・紛失時はどう対応してもらえるのかを確認しておきましょう。
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業者によっては仕事の質が低い場合も
ろくに研修や社員教育がされていない業者では、スタッフによって家事の質に大きな差があるかもしれません。
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「自分でやった方がまだましなレベル」では、わざわざお金を払って業者に頼む理由がありませんよね。
たいていの有名な業者では、スタッフを採用する時に審査があったり、採用後に一定の研修やテストを行っています。
そうすることで最低限の家事の質を確保しているのです。
家事代行業者を選ぶ時には、スタッフの教育制度が整っているかどうかを見ることが大切です。
まとめ
家事代行を利用する場合のデメリットは、以下の4点です。
- お金がかかる
- 人間関係などのトラブルが起きる可能性
- 家具や調度品などの盗難・破損の被害に遭う可能性
- 業者によっては仕事の質が低い可能性
見ていくと分かりますが、費用以外はあくまでも「可能性」です。
絶対にないとは言えませんが、まっとうな業者を利用している限り、盗難や人間関係などのトラブルが起きるのはかなり稀です。
トラブルを防ぎ快適に利用するためには、きちんとした業者を選び、家計とのバランスでサービスを調整することが必要なのです。